夕暮れの溜息.

夕暮れの溜息

 

改札を出ると シトシトと秋の雨

未だ明るさの残る街角にも…

一つ二つ 灯りがともりはじめる

その灯りは 君の様にとても温かで…

雨垂れを ただ数える 僕の心にも

優しく 柔らかに浸透して行く…

溜息一つ 秋の夕暮れ時に消えて行く

せめて…君の小さな微笑み程の 灯りがあれば…

 

 

駅 - 竹内まりや



 

-エッセイ/ショートポエム

Copyright© 心の交差点(by 藍 詩) , 2024 All Rights Reserved.