気だるいボサノバが流れてる
白く灼けたこの街にも
生ぬるい風が抜けて行く
胸に傷あるこの俺に
危ない恋の香りを漂わせて
お前は誘いかけてくる
真夏の風は罪な風
蒼く光る一時の幻が眩しすぎた
白い肌を伝う吐息が悲し過ぎて
合わせた胸の隙間から
切なさが溢れ堕ちて行った
心のやり場も無く
鏡に写る抜け殻のままの心を
ただ見つめていた
真夏の風は罪な風
蒼く光る一時の幻が眩しすぎた
目が醒めると
もうここにお前は居ない
悪戯な真夏の風は ボサノバを奏で
蒼く光る一時の幻を連れて来た
汗ばんだグラスに残る口紅だけが
何故か…切なくて 悲しかった…
夏にボサノバ…メッチャいいですね…ボサノバのアーティストで大好きな、アストラッド ジルベルトなんか聞いてれば、切なさの中に、涼風が吹き込む様な気がします。知ってらしゃる方はともかく、聞いた事の無い方は、一度聞かれるといいかも知れませんね。気だるい系が好きな人には結構オススメです。夏の風は悪戯に危険な香りを漂わせ、開放感を得る時があるので、結構こんな事もあるのかなぁ?またも、少しグレーな内容となりましたが、僕には余り似合わないのですが、俺、お前と言う言葉を作品の中に使ってみました。お盆を故郷で過ごされる方は、事故等に巻き込まれない様、気を付けてお帰りになって下さいね。僕の休みは、入院と手術の事で頭がいつぱいでカラオケにストレスをぶつけて歌いまくる日々になりそうです。