付き合い始めて二人で買った
紺色の鍵付きの秘密のノート
あなたを深く知りたくて…
私をもっと知って欲しくって…
皆んなにナイショで交わす
行き交う心がただ嬉しかった…
手探りの恋を大切に守ろうと
二人を行き交う秘密のノート
日常的な出来事や心の景色
表紙開ければ寄り添える時間
上手く言えない愛の言葉も…
下手な文字もとても優しかった…
照れてしまう言葉や素直な心を
二人の胸に伝える秘密のノート
誰にもナイショの胸のうち
不器用だけれどとても温かくて…
何時も側にあなたがいる様で
何度も一人で読み返していた…
手探りの恋愛小説の恋人たちの様に 、不器用だけれどとても優しかった時間…皆んなにナイショで、オレンジ色の風に吹かれた教室の窓際で、コソコソとあなたとのやり取りが少し楽しくて、一人で家に持ち帰っては、上手く言えない手探りの愛の手応えを確かめていました。あなたが何時も、側にいる様で寄り添える時間が何時もそこには、ある様な気がしてた。恥ずかしくて言えない愛の言葉も下手くそな文字も、すべて、私が愛してたあなただから…その優しさがとても嬉しかった…今は、メールとかラインなんだろうけれど、アナログの時代には、恋人たちの間を行き交う交換日記は、懐かしくも、いい思い出です。