ガラスの様に壊れてしまう愛でも
その儚さゆえに咲く花もある
いつかは朽ち果てて行く事を知り
それでも炎の中でもがいてる
お前の左の薬指に光る指輪が憎い
其れが世間の掟と知りながら
俺でいいなら乗りなよ月夜の船に
二人で漕ぎ出す月夜船
世間の掟にそむく許されぬ愛でも
ささやかでも魂は満たされる
いつかは朽ち果てて行く命ならば
総てを投げ出し守りたいから
せめて闇に浮かぶ月に照らされ
世間の掟が届かぬ場所へ
俺でいいなら乗りなよ月夜の船に
人知れず漕ぎ出す月夜船
過ちを胸に生きる覚悟は炎の様に
私の躰を突き抜け夜空へ響く
いつかは朽ち果てて行く命ならば
総てを投げ出し守りたいから
掟をちぎり月夜の船に乗る二人
秘恋成就の悲しみの岸を求めて
俺でいいなら乗りなよ月夜の船に
人知れず漕ぎ出す月夜船
また演歌調になってしまいました。掟破りの恋に落ちた二人で、静寂に済まされた、月夜の晩に、理想の世界を追って旅に出て行く二人だけの世界に、少しだけロマンチックな気もするけれど、実際は、どうなんでしょうね〜? 新天地が見つかればいいですが…結局恋愛でも、結婚してても、いつかは朽ち果てて別れる時が来て、人は悲しみに落ちてしまう。一生添い遂げようとしても色んな事情が存在し、思う様に生きることは難しくて…でも、未婚の僕としては、できれば月夜船には、乗りたく無いですねぇ。自分で創って、勝手な事を申し上げてしまいました。