汚れ多き僕の空
今僕は 僕達の住む街を眺めている…
勿論…僕も仕方なく
生きる為に仕事をして対価も欲している
そして 自負する 凡人以下の生き者である…
生きる事は大好きだが
生活作業は嫌いだ…
優越感の塊で硝子の見栄を張り
素直な自分を押し殺し 対価を欲する
何時も欲ばかりで
人を蹴落としたり利用したり
だから…生活作業は嫌いなんだ…
今僕は壊れやすい 硝子で出来た
街を眺めている
溜息にくすみ 欲と企みで出来たこの空は
作り笑顔で
青く見栄え良くしているだけで
本当は 泣いているんだ …
君達の素直な魂と同じで…
子供の頃見上げた
夢色の空が本当の僕の色だと
そして僕は…今 …
空を見上げ切なさを覚えた…