秋色の太陽
貴女が僕の元を去り
季節が変わって行きます
街の風景はそろそろ秋の装い
心に空いた 風穴を覗けば
くたびれたティーシャツ姿
そんな僕にも
季節は淋しさを運んで来る
もちろん 切なさもだ…
苦しいよ 辛いよ 淋しいよ
激しさばかりで無く
あの時よりも
少し優しくなった太陽…
秋混じりの夕焼け色
貴女が側にいてくれたなら
どんなにか幸せなんだろう…
キット肌寒く 心寒いのは
貴女がもういないからなんだ
もう…秋色の太陽なんだ
僕は深く被った帽子のツバを
なお深く被ったけれど …
涙は溢れ出てきた いっぱいいっぱい
流れ出た…
飛び出せ!青春