恋焦がれた熱い季節の中で
僕等は少しだけ大人になった
夏の成果なのだろうか?
たわわにに実る果実の様に
経験した出来事を自分色に染めて
僕等は少しずつ
大人の階段を登って行く…
恋焦がれた熱い季節の中で
恋愛への憧れと浪漫そして経験
夏の成果なのだろうか?
思う程に自由にならない心
白日夢に魅せられて行く夏の悪戯
僕等は少しずつ
恋と云う蜜の味を憶えて行く…
男女の心と体の神秘に興味を憶え
男らしさと女らしさを磨き上げた
その果実の様な たわわな好奇心は
理性と本能の狭間で苦しみ悩んだ
そして僕等は 小さな胸をトキメカセながら
甘く危険な蜜の味を少しづつ憶え行く
たわわな夏の成果として…
一夏が過ぎて行き、残された思い出と体験、熱い心と恋に火照る体。たわわに実る好奇心と経験、その中で、僕等は、大人に少しずつ近ずいて行った。所詮は、背伸びで終わった事も多くあったのですが、夏休みが終わり、久しぶりに会う人達が、少し大人びていたり、女性らしく、美しさが目立ったり、夏の成果は、その成長の段階の手助けをしていたのでしょうね。知らぬ間に…そして、いつの日か甘く危険な蜜の様な恋に誘われて行く。
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2018/08/21 大阪府箕面市 16:16
六甲山へ沈む夕日を望む。