休日の散歩
短い休日の時間を、無駄に過ごすまいと考えた。
週末の夜、何処にも出かけずに、早く眠る。
早朝の散歩を、楽しもうと思った。
朝の空気は新鮮で、賑わう前の静かさがいい。
坂を登ると、思い出が詰まった校舎が見える。
青い空に、柔らかに雲が、流されて行く。
僕は胸いっぱいに深呼吸して目を閉じてみた。
休日の散歩の途中 母校の前に佇む
夏の名残風が 爽やかに吹きすぎて行く
僕等の学んだ あの教室
今でも聞こえる 君達の声が
どうしているのかなぁ?みんな…
陽気な奴らに 喧嘩ぱやい奴もいた
僕等はその時代の中で 生きる事を学んだ
僕等の学んだ あの校庭
今でも思い出す 君達の笑顔
どうしているのかなぁ?みんな…
勉強は苦手だけど 何時も楽しくて
僕等は自由に限り無い空を飛んでいた
恋を知ったのも あの頃
今でも憶えてる 君の温もり
どうしているのかなぁ?みんな…
学校って、勉強するところなんだよね〜その勉強は、国語でも無く算数でも無く、理科でも何の学科でも無い。生きて行くための、あらゆる勉強だったんだって、改めて思います。確かに、進学する事に関しては、学科がメインだけれど、限られた共同生活の中で得たものは、優しさや、思いやり、闘う強さや、浪漫に愛…数え切れ無い程の大切な事を学ばせてもらった、勉強嫌いな、こんな僕にでも、授業中、ノートの端をちぎって、手紙を書いたり、消ゴムをちぎって、友達に投げたり、片想いの彼女を眺めてたり、ヨダレを垂らして熟睡したりいろんな思い出があったなぁ〜あの頃、キラキラ輝いていた、みんな元気かなぁ〜?