僕が人を傷つけてしまった時
本気で殴ってくれた
君が急に泣き出した時
優しく励ましていた
先生 色んなドラマを見せてくれた
先生 人の暖かさを教えてくれた
大きな声で怒鳴り
愛のムチで叱ってくれた
血のつながりも無い僕のオヤジ
私が彼に告白しふられた時
一緒に泣いてくれた
俺が路に迷った時
行くべき路を教えてくれた
先生 色んなドラマを見せてくれた
先生 人の暖かさを教えてくれた
大きな声で笑い
大きな愛で僕らを見守ってくれた
血のつながりも無い僕のオヤジ
良いことも悪いことも大きな心で
大人になって行く僕らを育ててくれた
学生時代よく先生に叱られては、殴られて、また反省して先生と気まずくなる。すると向こうから冗談を言っていつの間にか、また仲良くなる。オヤジがいなかった僕にとって、いい先生だったと思い返すことがある。一昔前の先生達は、体罰も平気でやっていたし、親達も怒られて殴られても、あまりうるさくは言わなかった。殴られた本人も、自分が悪いので、殴られても仕方が無いと納得していた。今のご時世、体罰は問題視され、暴力のいっかんとして取り上げられているが、当時の僕らはその中で、得るものも多くあった様な気がします。決して暴力や体罰を推奨するわけではありませんが、僕はただ、懐かしく思い出します。