今息耐えようとする愛を
両手ですくい起こし
俯いたままの僕は
黙ったまま愛が果てて逝くのを
ただ見つめてる
こんなに愛してるのに
どうして僕の瞳に映る貴女は
雪の様に消えてしまうの
ただこのまま貴女のぬくもりを
感じていたいだけなのに
手のひらの切ない雪の様に
優しく静かに絶えて逝くの
柔らかく暖かい肌の温もりも
好きだった微笑みも
全てを失った僕は
凍りついた闇の世界の中で
叫び続ける
こんなに愛してるのに
どうして僕の瞳に映る貴女は
雪の様に消えてしまうの
ずつと一緒って言っていたのに
優しく静かに絶えて逝くの
この世の果てが来るまで
貴女の面影を手で探りながら
その名前を呼び続けるだろう