瑠璃色の空に学んで…

瑠璃色の空に学んで…

 

瑠璃色の空に学んで…

 

瑠璃色の夜明けに 憧れ旅に出た

心に重い荷物を何処かに置いて来ようと

何時か 君が教えてくれた
極上の瑠璃色が見れる場所

人は夜明前 夢から覚める時に

新たに生まれ変われる事が出来るなら
誰も傷付かず 心も痛まないのに

ベルベットブルーに散りばめられた
星達も薄れ月も白く 夜が薄まって行く

そして 全てに命を吹き込む 太陽が昇る前

暫くの間 瑠璃色の空が広がる
こんな事でも 心癒された

ただ日常が嫌で嫌で
吹っ切れる何かが欲しかった

薄紫でも無く 青色でも無く 少し暗めの空色

それは 飾り立てない 自然な色だと悟った
僕は 其れに学んだ

見栄を張り 肩肘を張る事も疲れたんだ…

瑠璃色の空の様に…明デモ暗でも無く
控えめに 飾り立てずに…楽に生きてゆこう …

 

 


久石譲 / 帰らざる日々



 

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