人知れず生まれては消えて行く
闇に煌めいている星の様に
輪廻の中で刹那の時を生きて
生き様すら語り継ぐ語り部もない
この世に生きた証も何も残せずに
その魂は天空を駆け巡り
一つの星となり闇に溶け込んで行く
人知れず生まれては消えて行く
走り過ぎてきた栄光も無く
ただ存在すら忘れ去られて…
もうそのやさしい言葉も聞けず…
その面影すら見る事も出来ずに…
儚く星は流れて消え
切い思いが溢れ熱い涙が頬を伝う
悲しみの星明かりにあなたを思う…
思いは流星となり闇に消えて行く…
輪廻転生し新たなる出逢いをする
過去のご縁や運命に導かれて
いつの日かあなたもわたしも
その運命を辿るって行くのだろう…
人其々に思いや生き方が違う。そして、人知れず果てて行く命もあれば、惜しまれながら、人生をまっとうする命もあります。輪廻転生という言葉が有りますが、僕的には、もし、可能ならば、良い意味で実現出来ればいいと思います…お互い相思相愛であっても、今生ではかなわない、恋もあって、来世での約束を確約できるのならば、いいなぁ〜って思います。
人は、命が果てると、星となり、大銀河から心に思う人達や、全てを見守っているという、お話もよくあるお話で、いつかは、誰でもそういう風になって行くんだなあって、闇に浮かぶ星を見ながら、感じてしまいました。少し、落ち込んでいるので、暗い表現を描いてしまいました。