恋い焦がれた青い夏の物語
はやる気持ちと云えない気持ち
夏空いつぱいに響く
ダイスキを君に教えたくて
答えの出ない宿題に頭をかき乱す
高まる鼓動に夜も眠れず
ニヤけた期待にセミが笑う
記憶に甘く蘇る夏の物語
云えない言葉と はち切れる青春
夏空いつぱいに響く
ダイスキを君に教えたくて
苦し紛れに友達には言えたけど
君に云えないその答えを
入道雲は答えてはくれない
夕立に走り去る夏の物語
云えない言葉と君の手を引いて
ずぶ濡れになった君に
青く高鳴る鼓動を隠せずに
甘く優しい唇にダイスキを重ねた
云え無かったその答えを
君はやっと僕に教えてくれた
夏心に響いた灼けた記憶を
熱気を静めた夜風が運んで来る
夏心…僕らが何時も夢見ていた様に
キット君も夢見ていたはず…
何時も、不出来な作品を見て頂き有難うございます。毎日暑い日が続いて、皆さんは、体調など崩されません様に…元気に夏を乗り越えてくださいね。えーと、今回は、夏心と云う、青い夏物語を描いて見ました。波乗り屋だったせいか?僕が大好きな夏…暑苦しい日々の中に、はち切れんばかりの青春諸君は、まだ手探りで、恋の感触を確かめて行く…そして少しづつ、大人になって行く、夏休みの宿題なんかそっちのけで、何時も怒られていた僕は、答えの出ない恋の宿題に悩み行き場の無い心で、夏の変化に富む表情を眺めるのが、好きでした。もちろん、今も大好きです。そして…僕らが何時も夢見てた様に…キット君も夢見ていたはず…皆さんは如何でしょうか?