雨の空から射す
美しい虹色の光を見たかい
黒い雲の隙間から射す光を
どんな辛い事でも
何時迄もは続か無いから
あの光のもとに向かって
ゆっくりでもいいから
口笛でも吹きながら歩こう
雨の空から漏れる
優しい笑い声を聞いたかい
黒い雲の隙間から漏れる声を
どんな悲しい事でも
何時迄もは続か無いから
あの光のもとに向かって
迷いながらでもいいから
新たな出会いを求め歩こう
雨の空から見える
天使達の笑顔が見えたかい
僕らを見護る絶え無い光が
どんな苦しい事でも
何時迄もは続か無いから
あの光のもとに向かって
泣いたり笑ったりしながら
雨の空から射す虹を浴びよう
水無月の頃、紫陽花と蛍が大好きな僕は、大雨に打たれ、其れでも歩いている、遠くの空を見ると薄暗い雲の隙間から漏れる何本かの光を見た。天使でなくても、神様でも、愛する人でも、もう二度逢えない人でも誰かが僕らをみまもっていてくれる。遠い空は、辛い事、悲しい事、苦しい事、嫌な事等何時迄もは続かないと僕らに道筋を与えている。いつか虹を浴びる日まで、諦めないでいて欲しい。