好みもしない雨が.

好みもしない雨が

 

好みもしない雨が

好みもしない雨が 気忙しく
嫌がらせをする様に 殴りかかる

傘を持っていない タイミングを
狙った様に

優しい雨か 夕立なら好きだけれど

好みもしない雨が 夜に長々と
ミゾを溢れさせて 河を乱して

アスファルトを叩き 屋根を叩く
悔しさぶつける様に

僕らを脅かす 稲妻を従えて
大自然の力や 神の怒り等と思える
自然現象は もう懲り懲りだから

笑えない 犠牲を払わせられるのは
もう懲り懲りだから…

大自然脅威には
誰も逆らえないのだから…

そして
其れは 誰も好みもしないのだから…

 

 



 

-絶望/悔しさ

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