ガラスの壁の向こう側
無駄に月日を数えて生きる 今の僕の人生は
余りにも虚しくて 渇いた風さえも避けて通る
自分の気持ちを騙して 毎日を数えて過ごす
今日が終わればまた明日 同じ事の繰り返しなのに…
一体何が許されて 一体何が許され無いんだろう?
そんな事すらも 遠くなって行く僕の日常
強欲を満して行く事ばかりが 欲求的な幸福で…
弱欲な質素な願いの祈りは ただ惨めと言うのか?
理不尽の風は吹き荒び 弱者と罪無きもの達は涙する…
欲望の為に本質や本来の姿を無視して
優しさや素直さ真摯な心 そして純心すらも
ガラスの壁の向こう側に横目で見ながら…
ガラスの壁の向こう側の もう一人の 僕が言う…
人間の創り出した 工作物に支配される事無く
優先されるべきものでは無いと…
もっと大切な事を…思い出せと…
そして…精一杯…その生き方を護り通せと…
ガラスの壁の向こう側で 生きれればいいのにと…