夢を見ていた何時もの場所で
無情に時は過ぎて行く
私を置き去りに貴方は帰って行く
取り残された私は
この窓から月を見てる…
心をどんなに止めて見ても
私の好きは加速して行く…
貴方がこの愛に応えられない事も
始めから理解っていたけれど…
月に煌く涙に心は隠せないから…
もう少しだけ夢を見させていて
どうか このまま好きでいさせて…
貴方は時々私が知りたくもない
別の顔の貴方の事を
躊躇うこと無く私に聞かすから…
叶う筈無いこの恋に
月を見上げて泣いている…
心をどんなに隠そうとしても
月の明かりが心を照らすから…
愛しい気持は無情にも加速して行く
貴方がこの愛に応えられない事も…
私が無情な恋に蝕まれ果てるまで
何時もの優しい嘘で私を騙して…
もう少しだけ夢を見させていて…
無情な恋心は、理性とは逆に加速して行く、禁じられた恋に…私のこの気持ちが、疲れ果てる時まで、優しい嘘で騙して、夢を見続けさせて欲しい。ふと、気付けば、本当の自分の顔を見せる彼は、彼女を夢から離そうと、ワザと言ってみたのか?無神経で言ったのか?は定かでは無いけれど…どうしても、今は、この恋から目が醒める事が無い自分の気持ちを、わかりながら、無情に恋のひと時は過ぎて行く。結局…僕は、どんな相手でも、気持ちが向いてしまうと、その恋心は加速して、絶対的な壁に当たるまで、醒める事は、無いと思っています。…だから…出来るだけ、こんな気持ちにならない様に、恋はトコトン燃えあがれる相手を選びたいものです。