別れが似合う夜の街
途切れた愛がネオンに滲む
別れ言葉を残し 立ち去る後姿
どうして貴方を忘れろというの?
前触れも無い別れの言葉に
戸惑う私に振り向きもせず
愛の欠片を私の胸に残して
貴方は足早に去って行く
まるで タバコの煙みたいに
涙に滲んだ夜の街を
一人さすらい歩いてみても
貴方は戻るはずも無いから
誰を頼りに生きて行けばいいの?
夜の街に一人の私を残して
消えて行ったネオンが悲しくて
無理に笑って見たけれど
胸に刺さった欠片が痛くて
涙が止めどなく溢れてくるだけ
淋しさに色目を使い
誰かを探しては見たけれど
泣いた心は 誰も誤魔化せない
今 貴方は 誰と何処にいるの?
こんな私を一人置き去りにして
貴方はもうここに戻らない
違う男に酔うフリをしても
胸に刺さった欠片が痛くて
私の心は泣き叫ぶ 夜のこの街で
無理に笑って見ても 貴方を呼んで見ても
この頬を伝う涙は止まるはずもなく
時が心を癒すまで 私はこの街に佇むだけ…
また、演歌調になってしまいました。彼女の気持に、優しさで軽く見られる様な仕打ちをしたのか?本当に、適当に…じゃあって軽はずみで適当な別れなのか?夜の街にありがちな光景ですね。彼も、本当は心が痛くて、彼女を傷つけまいと、軽く適当な別れをしたと言う推測の方が僕的には、好きですけど…別れを告げられた時、誰でもいいから、そばにいて欲しいってタイプの女性像だけど、本当は、一方的に言われた別れ言葉に対して戸惑う気持と、煙の様に去っていく彼に残した未練を、夜の街を背景に描いて見たつもりですが…