悪戯な夏の夜風に誘われて
熱気を帯びた眠れぬ夜は虚しくて
窓を広げて風に問いかけて見ても
闇の中を彷徨う私は小さな星…
好きと言えない虚しさに
気付いて欲しい…
私の恋は咲く事の無い不倫花
貴方に心 告げないまま
ただ果てて行けばいい…
熱く眠れぬ浅い夢に目眩して
それでもいいと貴方を思い涙する
今夜も窓を開けて月に問いかける
その光はただ蒼く煌き心を照らす
好きと言えない虚しさに
儚く燃える灯火は…
闇夜に一人 悲しみに咲く不倫花
こんな私を見つめないで
ただ果てて行けばいい…
誰を愛してたって仕方ないけど…
それでもいいと刃の上で歩き続ける
胸に仕舞った 思いがただ切なくて…
今にも指で弾けば直ぐに切れる様な
儚い夢でも何より愛してる…
不倫も色々あると思いますが…今回は、愛していても、言えばただ虚しくなるから、あえて、愛してると言わない、チョットだけ大人の恋を描いてみました。愛してるとという言葉を言うと、重荷になってし舞う場合も、あって…寄り添えない恋に、愛してるという言葉を、封印している主人公の胸は、刃の上を歩くほど、危ない恋に堕ちている、だから…一層無くなればいいと願う気持と細く繋がっている叶うはずの無い恋でも、愛してるってそんな物語です。