言えなかった言葉達
緩やかな 風の戯れの様に
そっと絡ませた 白い指先
胸に溜めた想いを 吐き出せば
すべて 楽になれるけれど…
口籠もる溜息 抱き寄せたまま
何も言わずに 見詰めあったね
風が通る 穏やかな夏の夜風が
キミの髪を優しく 撫でて行く…
ボクが切ない気持ち 溜めた唇に
キミは微笑み 指を押し当てたね
切なさは 募るばかりで
言えなかった言葉達が 夜に囁く
ボクの想いは 届いていの?
キミは わかってくれた筈なのに…
もう少しだけ強く
キミを 抱き締めていたら…
こんな事 思わずにいられたの…?
言えなかった言葉達が 夜に囁く…