銀杏並木と珈琲の香り
黄金に敷き詰められた路を
踏み締めながら
ボクらは冬の訪れを 知らされた
穏やかな キミの優しい横顔
木漏れ日の中 終わる筈ない
限り無い空の果ての様な 恋の終わり
振り向いた時
其処には描かれた様な 空と銀杏並木
胸に残る絵画の風景
だけどもう 其処には 何も無くて…
ボクらの過ごした日々が
スクリーンの様に 浮かび上がって来た
これが恋の終わりなんだ…
こんな風景が ボクの心に
今は ただ 一枚の絵画として存在する
想い出の扉開けば 銀杏並木と珈琲の香り…