紅に焦がれて…
いつかは果てて行く この儚さも
紅に染まり行き 闇に包まれて行く
胸に秘めた この熱い想いも
どうにか伝える事でも 出来るのなら…
切なさも 少しは感じないのだろうか?
何げに 話す一言が私には大事な事で…
例えば トーンの低さや 言葉の節々
見詰める瞳の行き先
其の全てが私だけのもので
在って くれるのならば…
紅が闇と交わっても 切なくは無いのに
ささやかでもその笑顔が 在るだけで
強く生きて行けるのに…
秋色の中で 季節の変わり目を感じて
紅に染まる
あなたへの この想いに焦がれている…