制服のままの恋人達
あなたに似合う 枯葉色のマフラー
秋の日溜りの中 編んでいる
待合せの場所 学校帰りの僅かな時間
ボクが照れながら 伝える愛の言葉
ヘタクソな表現しか出来なくて…
それでも キミは 喜んでくれたよね
放課後二人で過ごす 優しい時間…
制服のままの
あなたは 透明な優しさをくれた
制服のままの
キミは 愛する事を教えてくれた
通い慣れた街路樹の通り 公園のベンチ
寄り添う影 何時も嬉しくて…
制服のままの恋人達は
僅かな温もり 二人で分かち合う様に
蜜柑色の光の中 溶けて行った…