見送り
サヨナラ…と 鮮やかな 空色の下
その指先にも触れずに…
旅立つ朝…
心躍らせた理由も 伝えもせずに
ただ…心を抑えて 抑えて…
遠く離れて行く僕を許しておくれ
本当の事言うと 辛くなるから
黙ったまま…手を振るよ
愛の言葉 …
風にちぎれたまま 消えて行く…
それでいいんだ…お互いの為…
そう…心に決めたから…
そう…友達には 別れは無いから…
汽車は走る ホームに佇むキミを残して…
思い出の景色を胸に落として…
住み慣れた あの街を通り過ぎて…
また…逢える日を胸に…
これでいいんだ…
いつか…笑いあえる日まで…これで…
駅 - 竹内まりや