変わらぬ想い
会う度に 何処が好きなの?と
いつも 君は
ワザと僕を困らせる様に
何度も聞くけれど…
どう答えれば 満足なんだい?
何時も上手く答えれずに
君をガッカリさせてしまう
僕の答えは何時も同じと
漠然すぎて君は答えにならないと
僕を笑いながら 叱る
そんな さりげない日々を僕達は愛した
ひと気の少ない 夕暮れの公園
ベンチの片隅 2人のシルエット
門限までの許された一時
君の欲張りなとこも 意地っ張りなところも
子供の様に素直な所も 泣き虫な所も
全部…それが君なんだから…
僕は全てと答えていたんだ …
今でも…同じ気持ちだよ…もう逢えないけれど…
中島美嘉 『初恋』