元旦の空. by空倶楽部

元旦の空

 

元旦の空. by空倶楽部

 

同性の友達と行くからって…

親に嘘をついて 君と二人で行く
年越のカウントダウン

元旦の群青色の空に
舞い上がる 松明の灯

幻想的で 胸の中まで暖かい

はぐれない様にと
初めて 差し出した手…

本当は 君と繋がりたいのに…
恥ずかしくて 下手な言い訳

照れて素直になれなかった けど

本当は ドキドキして
恥じらう手が とても嬉しかった…

初めての恋 二人見上げた元旦の空

何時までも 一緒に居られる様に
僕等は祈り 小さな恋を護ろうとしてた

 

画像:2020.01.01 17時ごろ 大阪府吹田市・国立循環器病センターにて

 

 

こんばんは。藍 詩です。

遅れましたが皆様、あけましておめでとうございます。

膠原病という難病を自ら抱えながら、2020年度を迎えることがなんとかできました。

皆様のご多幸をお祈りいたします。

さて、2019年の大晦日・・・

家族で一緒に過ごす、友達とカウントダウン・・・

そういう時に父が倒れました。

鳴り響く救急車のサイレンと赤色灯の中、大阪府吹田市岸辺にある「国立循環器病センター」へ・・・

2019年に移転した国立病院ですが以前は、同吹田市藤白台5丁目、北千里高校や北千里公園の北部にありました。

比較的大阪の北部・北摂地域(箕面、池田、吹田、豊中、茨木)からのアクセスは良かったのですが移転してからは往復2時間近くかかります。

私は自家用車での移動が殆どなので不便になりました。

国立循環器病センターの駐車場は少しシステムがわかりにくいです。

出口で精算

幸せそうな家族連れ、恋人達二人で訪れているだろう元旦・・・

私は電源コードに無造作に繋がれた父の元で祈り続けた・・・

父 「by藍 詩 (アオシ)、体が一番大切だから例えお金になろうとも自ら身体を傷つけるようなことはアカン!」

私 「わかっているよ。あなたを生まれた時から見ているから・・・」

言葉は交わせなかった。

しかし、スピリチュアル的なことかもしれませんが、十分に伝わりました。

「パパ・・・今日は元旦だよ・・・正月だよ・・・あけましておめでとうございます」

静かに父は力がもう無いにも関わらず私に笑みを浮かべたように見えた。

 

 

 

毎月「9」が付く日に空の画像を公開しています。
「心の交差点」藍 詩は空倶楽部の部員です。

 

詳細(空倶楽部)
かず某さん chacha○さん

 



 

-恋/失恋/片思い

Copyright© 心の交差点(by 藍 詩) , 2024 All Rights Reserved.