さり気ない関係
冬の小窓に 息を吹きかけて 曇るガラスに
あなたの名を書いて 呼んでみても
夜空の月は ただ微笑むだけ
今の私は…あなたの名を呼ぶどころか …
ただのクラスメイト
そして…あなたとは さり気ない関係…
夕暮れ あなたを想い
夜空に祈り あなたの夢を見る
片想い 切なくて デモ勇気もない…
心はあなたに囚われたまま
私は恋に深く目覚めてゆく…
あなたは人気者
近付ける女子( ひと)が羨ましくて…
誰にも気づかれない様に
左から二列目 前から三番目の席
熱い視線で見詰めてた
本当は…今すぐにでも
この気持ち伝えたいけれど…ただ怖くて …
あなたを夢見ては 深く深く恋に堕ちてゆく…