一片の欠片
恋の欠片が 心に刺されば
あなたの事で胸が一杯になり…
眠れぬ夜を越えて
切なさや ときめきを感じる
そして 肌の温もりを求め
安らぎを感じ その事に 気付き始める
花は より美しく 一輪の寂しさにも触れて
空の色を感じては 物思いに耽る
恋の欠片が 愛に変われば
最愛の鐘が その空に響き渡り
花は惜しげも無く 咲き乱れる
しかし 其処に満足感は事足らず…
永遠の時すらも 貪欲にあなたを欲して
少しでも 身も心も触れていたくなる
愛を知る魂は 全てを受け入れて …
慈悲を得て 犠牲を覚悟して
あなたを護る事が 幸せと感じる
そして 人は最愛を失ってしまった時
凍える闇に閉ざされ 涙の欠片を知る…
一片の欠片は どんな人の胸にも刺さる…
そして 永遠を感じては 旅立つ時が来ては
一片の欠片となって 誰かの心に刻まれる…