群青色の闇の中
幾つもの青色が重なる
群青色の闇の中
煌めき方を覚えた星達は
意味深き 光を届ける
その群青色の闇は私を包み込み
今は遠き浪漫へと
僕等を運んでくれる…
私の胸の騒めきは
落ち着きを取り戻して行く
あなたの姿も見えぬ 闇の中で
それでも やっぱり
忘れられない肌の温もりを求め続けて
静寂を保ったままの月は
明光を押さえたまま
心の影までは 映さずに
多少の気を使ってくれたのか?
傷までは 届かずに いてくれた…
それは 灯台の光のようで…
静かに抑えたまま
見逃すべきを見逃している
胸に刺さったままの
愛のかけらは 群青色の闇の中
その影で 鈍く煌めいている…