ただボーッと
何と無く気になり出した 窓際に座る君
窓の外は 太陽の光を沢山吸い尽くした
真っ青な空に 白光りする雲が流れてゆく
退屈な授業 チョークが黒板を叩き続ける
教室の外は 青い空と 何時かの記念樹
真剣な表情で 長めの髪を手で掴みながら
ノートを取る君の姿を 何故か見つめてる
誰にも気付かれぬ様に …
そして君にも見つからない様に…
太陽が射して 君の少し茶色の髪の毛が光る
世の中には故意に作られた美しいもの
自然が作り出す美しさ この二通りが存在するが
その後者を 僕は目前にしている様な気がする
甘くも ほろ苦い胸で…
何時までもただボーッと 見つめていたい …
そんな感情が生まれ始める
好きな人いるのかな?心が覗きたい…