隣組の彼女
突然の雨 逃げ込む 古い屋根のバス停
隣組の 知らん顔の君との時を残して
誰かの噂 思い出す胸の中…
雨音が何か話せと リズムを取り始める
アスファルト叩きつける雨 …
薄紫に霞む街の空…
誰かの空の遠い稲妻 薄暗い空に光っている
途切れ途切れの会話に 心が解けて行く
なぜか開いた心の花びら …
そして 色付いて行く小さな憧れ…
胸の中に抱いてしまった チョットした恋心
雨に漂う甘い香り 君の映像 …
囚われた愛しい気持ち…
日に日に君が好きになって行く
少し離れた 隣組の彼女 切なくて
胸の中に 甘い映像が残る…
それは…確かに恋なんだ…
中西圭三 - 眠れぬ想い