あなたを求めて…
荒んだ生活と諦めの淵の際で
空っぽの心まま 流されて
闇を憶えて とげを纏い 毒を発して
血の滲んだままの心で…
あなたの声が 遠くなる …
闇間を彷徨い一人で歩く僕に
背中に生え出した 悪魔の羽根
柔らかな心の部分が炎に包まれて行く
誰か助けて…もう淋しくて…
あなたに…背を向けたままの心が辛くて
何もかも燃え尽きて …
灰となり 闇と同化して
僕は消滅して行くのだろうか?
もうあれ程の燃え滾る気持ちで
誰かを 愛する事なんて …
もう 二度と出来ないのなら
いっそ 果てて行くのもいいだろう
あなたと同じ人は この世に
あなた以外に存在しないのだから…
孤独の風に吹かれても
悪魔に焼き尽くされても
心はいつも あなたを愛したままで…
破れた心でも あなたを求めている…