夜桜の道. by空倶楽部

夜桜の道

 

夜桜の道

薄紅の花を咲かせ始めた 夜桜の道
一人ぼっち 歩き下る何時もの坂道

密かな夜は ただ それだけで泣けそうで
やけに靴音が 新鮮で やっぱり夜は安らぐ

そう もっともっと沢山 愛していたいのに…

嘘をついた 自分の気持に 冷たく響く
やっと 愛し合えたのに…無情な現実

細やか だけど 紛れ無いその気持を
振り切る僕は 何時もの一人ぼっち

掛け替えのない人を失ってしまった…

例えば あなたの目前で毒を呑んで

どんなに苦しんでも 泣き叫んでも

吐き出すことも出来ずに…

ただ 果てて行くのを待つだけの様な

無意味な胸の痛みに耐えながら生きる

そんな醜さにも 春の夜風は優しくて

花びら一枚でも 手向けてくれるだろうか?

花一輪だけでも 心は咲いていたいのに…

 

 

夜桜の道2

画像:2019/3/29 午前10時頃
大阪・箕面市桜ケ丘

君と一緒に歩いたこの道にはもう二度と二人で同じ時を過ごすことは出来ない。
空の色さえ薄くなったようだ。
喧嘩している時も笑顔で手を繋いで歩いた時もあった。
記憶さえも時間が色も思い出さえ奪い取っていく。
当たり前のように春になれば私にとって咲く桜は再び笑顔で巡り逢えるまで暗闇の中で光り輝くの灯台のような存在なのかもしれない。
早咲きの桜の木は私達の全てを見てくれていたのかもしれない。
春は嫌い。
だって最後に一緒に見た季節だったから・・・
還ってこないあなたを待つ夜桜を見るのは悲しすぎて涙が止まらなくなるから・・・

こんにちは。「心の交差点」藍 詩です。
昼間はすっかり暖かくなりましたね。
この場所は箕面市の桜スポットとは言えませんが箕面市内の中央線、とある酒屋さんの前にある桜の木で一番早く咲くのです。
種類はよくわかりませんが毎年私の狭い行動範囲の中ではナンバーワンです。
酒屋さんが独自にライトアップしている時期もあり夜桜はとても美しく毎年咲いています。
撮影時には曇りで腕の悪さもあり空の色が悪いですね~。

毎月「9」が付く日に空の画像を公開しています。
「心の交差点」藍 詩は空倶楽部の部員です。

詳細(空倶楽部)
かず某さん chacha○さん

By the time I get to phoenix(邦題:恋はフェニックス) vocal aibiki

 

 



 

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