優しいハミング
優しいハミングを 繰り返し奏でては 急に止める
何かの幻夢から目覚める 再びの想いの中
一人 抱きかかえる 通り過ぎてきた日々
優しい風が 白いレースのカーテンを揺らす
君の瞳に溜め込んだ 涙 一雫…
僕の切なく儚い 恋物語 君の白い頸にも似た
安らかな心のもとに …
永遠の愛と眠りを誓う…
夕陽が あんなにも燃え過ぎるから…
カーテン越しに見える 風に吹かれた部屋は
何もかもが オレンジ色に染められて行く
ここから見える
遥か山際の愛しさも 哀しさも
ホンの一瞬 刹那の間 …でも恋は恋 …
優しいハミングは繰り返されて行く…
いつまでも 心の中に途切れては 繰り返されて
あなたへの 言葉にできない胸の想いを奏でる
それでも 愛しているから…愛し続けるから…