甲斐なき問い
些細な事から始まったその衝動は
時々 僕の前に現れる様になった …
それは不思議と君に絡んで付きまとう
そして 日に日に胸に芽生えた感情を
ジッと見つめたり 遠ざけてみたり
もう 隠しきれない程 君の心が知りたくて
急激に加速して行く その感情…
怖くて 言い出せずに 苦しくて 切なくて
それでも 君が欲しくて 触れたくて
風に吹かせてみても 君に届く筈もなく
月に濡れてみても 恋しくなるばかり
一人 夜空を待ち焦がれては…
恋を問うて見るけれど その甲斐もなく 朧のまま
その心は その心しか知る由も無い…