初めての呼び出し
白と紺のスタジアムジャンパー
ジーンズに 白のデッキシューズ
僕に出来た最高のオシャレ
少し冷たい雨の上がった 休日の朝
もう我慢出来ない 好きの気持ち…
途切れ途切れに口籠る 胸の思いを
それでも 如何しても君に伝えたかった…
もし君の家族が電話先に出たら…
不安な気持ち抑えながら…
君を初めて呼び出した 公園の電話ボックス
好きの次の言葉も知らなくて …
今にも 張り裂けそうな気持ちで肩に腕を回し
黙ったまま ベンチに座ってた11才の頃
それが ただ好きだから 一緒にいる
それ以外の気持ちなんてどうでも良かった…
土や樹木の湿った匂いが 新鮮で
そしてソーダ水の様な爽やかな恋だった…