ささやかな光
ささやかな光に照らされて 君は微笑む…
ささやかな風に吹かれて 僕は囁いていた…
それでも良かったんだ 僕等は それでも…
お互いに認め合って 引き合っていたから…
お互いに短所も全て呑み込んでいたから…
それでも闇は僕等を引き摺り込もうとする
僕は 大急ぎで 君の手を取り光源へと走る
そうこうしている間に 闇は勢力を増し
ささやかな光は 見えなくなってしまった
まるで 大気圏を永遠と さまよう様にだ…
今はもう疲れ果てて ボロボロの魂で …
その光源をひたすら捜している
もう一度 ささやかな光に照らされたくて…