残念な成人式
中学を卒業してバラバラの高校に進学した
あの時は 片想い?微妙な関係?
そんな思いを隠しきるのが精一杯で
何も言えないまま 別々になった…臆病だった僕
久しぶりに成人式で 仲間と過ごす楽しい時間
君は 風の噂で恋人と別れたと聞いている
仲間達の過ごした別々の四年の月日も
其々に 色んな経験をしたのだろう…
もちろん僕も君も…お互いに…
眼が覚める様美しい振袖姿に髪を結い上げた君は
とても艶やかで…とても綺麗だったよ…
本当の事を教えてくれた君の答えは 両想い
つまり同じ思いだったそうだ…
…デモ遅過ぎた…僕にとっては残念な成人式…
時が過ぎてゆくのが切な過ぎて…
今 僕にも…待つ人が出来たんだ…心の中で謝った…
切ない思いを胸に 二次会を断り
有難うと微笑んで写真を撮って軽く流したフリをした
駅で待っていてくれる
二つ年上の彼女の元へ歩いて行く…サヨナラ…
僕のあの時の気持ちが目覚めない様にそう言い聞かせた
其れでも僕は 君へ寄せた気持ちを忘れられなかった
楽しくも切ない甘い想い出として…何時までも忘れない…
今日、成人式をお迎えになられた、新成人諸君、おめでとうございます。本当…羨ましい限りです。若さと健康と愛この三つは、お金では買えないものだから、いい思い出作ってくださいね。
僕らの時代の市町村は19歳で成人式してたんで、今よりも一年遅かったんだけれど、他と比べて、一年早かったので、珍しがられてたなぁ〜中学卒業して三年見なければ、女性は、びっくりするほど、美しくなるもんね〜