かりそめ
冬の光が射し込む この部屋
あなたの残り香 胸に哀しくて
タバコの煙と共に消えていった
あなたはあなた わたしはわたし
かりそめでも 温もりが欲しいから
泣くのは自分と知りながら
夜の街を彷徨っていた…
冷たい冬の風が 通り過ぎてく
抱き合っても 一つになれない
そんな寂しさ 知ってるくせに
あなたはあなた わたしはわたし
かりそめでも 今 温もりが欲しくて
泣くのは自分と知りながら
虚しさを噛み締めていた…
たとえ 泡沫の夢でも
私にしてみりゃ恋は恋
交わり切れない心のままでも
許し合えた夜明けが嬉しくて…
だけど この朝に震えている…
人肌恋しい季節に なって来ました…独り者の僕には、コタエル季節となって来ました。街で知り合い、寂しさ紛らわすために、かりそめでもいいから温もりが欲しい…こんな気持ちになった事…ありませんか?心に住み着く、もう一人の自分が、とんでも無い、指令を出そうとしたり、実際に遂行してしまったり…結局、僕の場合に限りますが、自分勝手なんだなぁと思います。過去じゃ無くて、未来じゃ無くて…結局今…が、大事なのかなぁ〜もっと堅実に生きて行けたらなぁと、いつも思います。反省だらけの、虚しすぎる我が人生よ…