夕焼けドライブ
五限目のチャイムが鳴り響けば
僕とドライブしないか？
買ったばかりの 自転車の後ろに
風を切り 君を乗せて走るから
果てし無く 空が茜色に染まる
誰も知らない僕だけの
秘密の場所に 連れ出してあげるから…
そして 僕は君に伝えたい事がある
眠れない夜の事と 君への募る思いを
君の細い腕を僕の腰に回して
僕とドライブしないか？
覚えたての歌を歌ってあげるから
どこまでも続く長い河原の道
君の長い髪を風になびかせて
高鳴る鼓動を感じ合って
今にも はち切れそうな胸の思い…
君の答えも何と無く期待してるけど
素直な気持ちを ただ君に告げたくて
秋色の風の中 空が茜色に染め始めたら…
勇気を出して僕は 君に伝えるから
君の答えも そのまま僕に教えて欲しい…
空を染めて行く 夕焼けが二人を焦がして行く
茜色に頬を染めた君は 目を潤ませ頷いてくれた
僕らを染めた空に 月が昇り始めても
つないだ二人の手は 離れる事は無かった…
えーっと…コメント書くの、何だか久しぶりのような気がします…ご覧いただいている皆様、いつもありがとうございます。今回は、綺麗な夕焼けが見える秘密の場所に、もしかして、彼は彼女が大好きで、彼女も、まだ何も言ってくれないけど、抑えきれない気持ちを、告白しようと決心して、その告白場所を選んだ…でも、まだ学生の二人は、気の利いた店も車でドライブできるはずも無く、五限目のチャイムが鳴れば、授業脱走計画を立てて、新しい自転車の荷台に、彼女を乗せて、河原の小高い土手の道を、夕焼けが空に出てくる前に、その場所を、目指し走って行く情景を描いてみました。
画像：2018/10/08 午後時16時頃 大阪府箕面市 自宅近くの空が大きく見える秘密の場所にて
秋の訪れを感じた今年最初の雲(2018年)と茜色に染まる夕焼けが余りにも綺麗だったので撮影しました。
夏の雲よりも高く、そして今年初めて秋の空を見つけたような気がします。
秋の夕日は切なく大好きだった愛する人と見た空は当時にタイムスリップしたような感覚に陥ります。
いつまでも見ていたい景色なのですが、ほんの数分で日が沈み暗黒の夜へと変わる一瞬なのでした。
今は記憶を辿り一人で見る空ですが、美しくそして沈む夕日に黄昏て少し涙が溢れそうになったのです。
何も出来ない私ですがいつも空を見上げていて、この瞬間を大切にしようと思い、また大切な時間なような気がします。
当ブログへコメントをいただいている皆様へ・・・
持病で入院・手術をし10/10に退院し、現在、自宅静養しております。
職場復帰も暫くは出来そうにありません。
頂きましたコメントは必ず読んでおります。
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