夏の夕暮れ二人で歩く何時もの道
少しづつ色を変える空の表情
山際に太陽が沈んで行く
暑かった昼間の空気に
秋の気配を風が運んで来る
秋が来れば君は遠くに行って仕舞う
何かを置き去りにして…
二人の心がやっと繋がったのに
少しづつ変わって行く環境
もう会えないかも知れない…
やり場の無い気持を
今僕等は胸に抱いている…
君は家の事情で遠くに引越すらしい
ただ悲しくて…それが嫌で…
離れ難い僕等は一番星を眺めていた
この道を一緒に歩く日が
あとどれ位あるのだろう?
幼心を巡らせていた
どうにもでき無い現実に二人は涙した…
初めて心に孤独の風が吹いていた…
隣に住んでいた、お姉ちゃんが、僕は、キット好きになっていたんだろうなぁ〜暮れかかる田んぼ道を歩きながら、そんな話を聞いた…まだ、愛だとか、恋だとかが、何かわから無い時代の事で、多分、お互いに好きだったと思う。彼女は、JRで約二時間弱くらいの所に引っ越していった。良く僕は、自転車で遠乗りをしていたので、もしかしたら、彼女の家まで行けるんじゃ無いかって思って、彼女の家の方角に向かい、良く遠乗りしてた事がありました。でも、全然行けなかったけれど…
夏休み前に、彼女のお母さんが、遊びに来て、夏休み中その家に預かって貰った事があったなぁ〜色んな事が在ったけど…また、機会があれば、チョットづつ書いて行きますね。