-
チャイニーズバー.
2018/10/14
彩る街角に明かりが灯り始めて… 何か物足りない 肌寒さに襟を立てる… 古びたジャズが似合う チャイニーズバー 心安らぐピアノとサックス音色 嗄れた声のスタンダードナンバー あの頃 愛して ...
-
君が着た僕の制服.
2018/10/12
晴天の下 走り抜ける力強い青春と声援 体育祭のクラスの応援団の一員になった君は… 少し大きな僕の制服の上着を貸してと 顔を赤らめて 恥ずかしそうに言ってきた 未だ付き合ってもいない 微妙 ...
-
経 験 者.
2018/10/10
いつも片想いしてる 不器用で恋多き僕は 色んな悩み抱えては 経験者に相談する 自分で如何にかしないと 如何にも成らない事も とっくの昔に 気付いてた筈なのに… あの人の事を考えると いつ ...
-
別れ言葉を僕は信じない.
2018/10/8
少しずつ 色を変えて行く この街の景色も 夜空に煌めく星達も 君がいてくれたから… 僕の眼には いつも輝いて見えていた もう こんなに誰かを 愛せる事なんて 今の僕には 有り得ないから… ...
-
金木犀の香る小径.
2018/10/7
秋の陽射しの中 心を寄せていた君の側を 何食わぬ顔で 平静を装い走り過ぎて行く 本当は話し掛けたい気持を 我慢して 其処の角を曲がった所で ワザとらしく 靴紐を結び直す 曲がり角の庭に ...