恋/失恋/片思い

  頭上の星   君と手を繋ぎ 歩いた この道 少しだけ 大人に近づいたボクラは いつの間にか 意識しあって お互いに 離れて行った 夜空深く吸い込まれて行くのは 理屈抜きの 真直 ...

  月の舟   柔らかに夜の帳が降りてゆく 静寂と安らぎの中 あなたと二人 月は優しく導く ボクラを闇に 星は君の瞳に輝く 今 そっと漕ぎ始めた 月の舟 もう戻れない この夜と君だ ...

  弱虫   いつも笑われてばかりで 簡単に言葉で 終わらせられてしまう みんなが思う程 ボクの心は ぜんぜん 強く無くて 要するに弱虫なんだろう… だけど…もろくて 壊れやすいか ...

  二人なら…   ちっぽけなボクラでも せめて離れずに 一緒にいたくて… それが何よりも幸せと信じて そんな 結末を望んでいた 遠くから聞こえる 誰かの声が 僕の心を 揺らして行 ...

  コーヒーでも 飲んで… 灯を薄暗くした部屋で ボンヤリ聞こえる ラジオ 飲みかけの 熱いコーヒー 湯気が灯に吸い込まれて行く 勉強してても 手が止まる度に 頭の中は 君だらけ… 君を数え ...