takeblo

  小大人(ことな) 一人佇む 少し高台の真夜中の公園 昔 飲めないお酒を飲めるかの様に 小大人が ウヰスキーの小瓶を持ち歩いて 飲めない癖に ここで飲んだっけ 革ジャン羽織ってた十五才の若 ...

  遠く離れた愛… 遠く離れても 優しさを有難う 本当の愛を 今でも有難う 置き去りのままの愛の欠片が ただ切なくて … 二度と出逢えない真実の愛 残り少ない人生をあなたと暮らしたい 眼を覚 ...

  恋の初心者 着慣れない浴衣を 僕の為に着付けて 髪を結い上げた君は 綺麗だったよ 上手く言葉で言えなかったけれど… さり気無く君の柔らかな小さな手を引く 僕の心は はち切れそうで 改めて ...

  夏の色 夏の色にふさわしい 青空 光の角度で 何色かに変化して行く海 緑の中を通り過ぎて行く… まだ 生まれたばかりの 不思議な気持ち きしむオンボロ自転車 君を乗せた 海までの 静かな ...

  全てを委ねて 飾り立てた優しい言葉より 不器用でもそのままの優しさが 好きだから… 光り溢れる 太陽の晴れやかさよりも 密かな夜に 月と星が 輝く 意味深な夜に ひっそりと 抱かれていた ...