-
砂に消えたあなた.
2018/9/24
私を選んでは くれなかったあなたに 募る思いを打ち明けたけど… あなたに寄せてたこの思いに 今は何の後悔も無いのよ サヨナラあなた… 涙で滲む砂浜に一人歩いてみても 私には何も あげられ ...
-
熱帯夜.
2018/8/27
悪戯な夏の夜風の中で 灼けた素肌を醒ますように あなたは薄絹を紐解いて行く 熱帯夜は儚い恋の幻 少し伏せ目がちな手招きと 切ない吐息が何故か哀しかった… 眠れぬ夜の記憶の中に 汗ばんだ躰を預けながら ...
-
二人乗り.
2018/8/27
早朝…夏みどり色付く田舎道を 君を乗せた自転車で走り抜ける 後ろに座る夏服を着た君は 何のためらいも無く 愛しさを憶える白く細い腕を 僕の腰辺りに回して来た 真夏に吹き込む初恋色の風は 暑くも爽やかで ...
-
心の影.
2018/8/27
心の影が闇夜に消えて行く 安らかで健やかな日常から 私が何をしたのでしょうか? こんなにも冷たく暗い闇の中で 貴方の愛に包まれた 穏やかな日々を欲しただけ 私は少しだけ愛が欲しかっただけ… 心の影が闇 ...
-
向日葵の花言葉.
2018/8/27
透き通る青の空に緑が映える 蟬時雨の中 花言葉だけを残して 私に燦々と降り注ぐ眩い光 その熱さにも似た愛の動向 私は向日葵 何時も貴方だけ そしてその光の中で生きている 貴方だけに悦びを見出して 青と ...