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貴方への手紙.
2018/8/27
悲しみの果てにある物を 貴方は見つけたのでしょうか? そこに在る安らぎの時を 忌の際に感じたのでしょうか? 私の貴方はもう此処にはいない 永遠に眠りの汽車に乗ったまま 私の処へは帰らない ...
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言い出せなくて.
2018/8/27
何時もの様に貴方は愛の言葉を云うけど 何時からか その言葉が苦しくて… 貴方の事が嫌いに成った訳じゃ無いけれど 本当の私の気持ちはそうじゃ無い… 胸に詰まる思いが言い出せなくて 恋の終わ ...
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夏の日の回想.
2018/8/27
遠い夏の日…涼風が、風鈴を撫でて行く… 虫採り網を持った子供達が、元気に走り過ぎて行く… 蟬時雨の中の景色は、脳裏に焼き付いていた、 モノクロの映像を映し出していた。 夏休みと言えば、ラ ...
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盆帰り.
2018/8/27
手土産を持って故郷行きの列車に乗る 窓越しの緑や懐かしい景色 段々青くなって行く空 あいつらは元気かな?そして君も… 緑多き故郷を離れて… 淀んだ街で過ごす今の僕の胸内は 純真な少年時代 ...
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真夏のボサノバ.
2018/8/27
気だるいボサノバが流れてる 白く灼けたこの街にも 生ぬるい風が抜けて行く 胸に傷あるこの俺に 危ない恋の香りを漂わせて お前は誘いかけてくる 真夏の風は罪な風 蒼く光る一時の幻が眩しすぎ ...